秋の風景が広がる道。早朝の澄んだ空気を胸いっぱいに呼吸して、青く高く抜ける空の下、近所の各庭先に実る橙色や赤色の美しさに見とれながら歩く幸せ。
秋はこうでなきゃ。と思っていたら、時間がたつにつれ、なんて熱い太陽の日差しであろうか! 少し肌寒かった朝に羽織った上着を脱いでもまだ暑いなんて。
11月に入ってなお、最高気温が真夏日を更新している異常事態の日本列島では、連日「クマが人を襲う」「クマが住宅街をうろついている」ニュースが流れ、これまで何度もニュースになっていた「サル」関連のレベルを超えてきた感があって、<危機的事態>の現実を見せられているように思っています。
とくに、ヒグマの生息密度がもっとも高いといわれている自然の楽園、知床の地で、偶然に撮影されたクマのやせ細った姿を見た時には、海や川や森の生態系全体に何が起きているのかをまざまざと知らされ、ショックを受けました。
それは、人間社会だけの危機ではなく、動植物すべてに渡っていのちの存続を脅かす大きな環境の変化を意味するものだと感じます。
森羅万象との共存の心が失われた文明の進歩には、過去の地球上で何度もその終焉が訪れてはやりなおしを繰り返した歴史があります。人は、すべてのいのちに生かされて存在している、すべてのいのちと繋がって共存していることを心から理解して感謝することを思い出さなければ、現実の恐れと不安に心がどんどん荒んでいくばかりです。
緩やかな幸福度MAX。縄文の精神文化は日本人のルーツ
1万5千年以上続いたとされる縄文時代の遺跡から出土した当時の人々の骨からは、戦いの痕跡である刺し傷や意図的な断首、骨折などの痕跡がなく、平和的で自然と調和した美しい精神文化の時代だったと研究者は結論付けています。
そして、縄文人の遺伝子の継承を受けているというY遺伝子D系統の日本人。D系統という遺伝子には、脳の使い方が他とは違う特殊性があります。(詳しい解説は割愛しますが、興味のある方は一度調べてみてくださいね)
虫の声を聞き分けることができるのは、日本人だけ。それは、虫の声が何かの知らせやイメージを伝えることに共感できる能力があるということです。古代からの日本人の文化遺産に、<花鳥風月>という言葉が浸透しているのは、そのような感覚が生活の中に自然にあったということではないでしょうか。
私たちが今、混乱と不安、恐怖に晒されている中でも、日々、喜びや幸せを見つけることが出来るとすれば、それは、潜在的に心に持っている穏やかな平和の瞬間を無意識に生み出すことが出来るからではないかと思ったりします。
どんな境遇にあっても、混乱に惑わされず、礼節を重んじ、助け合う精神は、美しい日本人の心の真骨頂であろうかと。そしてこの先も、我が民族への信頼を失いたくはありませんね。
<森羅万象に神が宿る>と考えた祖先の意思は、今も自然への敬意として私たちの心の中にあります。<原点回帰>という言葉に、何を感じるのかは人それぞれで良いと思う。それがモノであるか、心の持ち方であるか、入り口は違っても方向は同じだから。
疲れた心、乾いた心に沁みとおるのは、美しい水です。濁りのない、透明度の高い水を求めていきましょう。カラダの中の水を美しく浄化するのは、私たち自身の気高い精神性が担ってくれるはずです。
クリエーションアムール展示会 報告について
10月11日~13日に開催された展示会は、出展者側の方々との交流はもちろん、美容系、健康系のバイヤー様、PR関連、芸能界の方などのほか有名ブロガーやインフルエンサーの方々が、エルブドールのブースにも多数お立ちよりいただき、CBDに関する知識のすり合わせや正しい情報などをお伝えしながら、弊社製品の魅力やブランドストーリーをお話し、とても充実した会話を交わすことが出来ました。後日、数名のインフルエンサーの方が画像と共にエルブドールの紹介インスタを早速UPしていただき、とても有意義で学びの多いイベントでした。
出展者側の製品群も、高品質で心地よい素材から優れたものが並び、会場に立った十数名の方とはお互いにブースを訪ねては、製品開発や創作作品のストーリーを交換し合いました。出展作品の中には、個人で立ち上げ、独創的な創作物を紹介しているものもあり、思わず購入してしまったものもありました。それは、天然物由来の素材と波動処理という量子科学の融合で完成させたアーティスティックなアクセサリーでした。
これらの新たな製品群に触れて思ったことは、原点は皆、自然物の素材を用いて、それに最新の科学的技術や融合、あるいはサステナブルなアイディアを作品として完成させていることです。
<高品質で心地よいものに包まれる生活> 来場者の方も出展者の方も、実に穏やかで誠実で、品格を感じさせる会場で、まさに心地よい空間でした。
わたしたちのエルブドールが、未来へのCBDの架け橋として完成させた安心と信頼に応えるh‘(アッシュ)、地球の恵みをまるごと融合させた渾身の傑作5h’(サンクアッシュ)が、求めるすべての方に愛していただけるよう願っています。